UCの術後に考えている人生の意味

もし、あなたが、自分自身の体の一部が難治の病に犯され、増悪寛解を数十年繰り返した後、何回も手術をしながら、いつまで生きれるのかわからない人生を過ごすとなると、そこに生きる意味や気力を見出すことができるでしょうか。


私は、潰瘍性大腸炎を20歳の時に患い、12年後、大腸全摘出の手術を受けました。大腸全摘出の手術を体験し、大げさかもしれませんが死の淵にも経験しました。

潰瘍性大腸炎を患い入院は合計7回入院し、手術、そして社会復帰し、約8ヶ月が経ちます。この8ヶ月を振り返ると、やはり人生の意味を見いだせていません。

UCの手術を前にして希望を胸にこのサイトを見ている人には失礼かもしれませんが、やはり私はまだ人生の目的を見いだせてません。
でもわかったことは、人生とはもともと辛いものとして与えられているけれども、それを自分がどう選んで、どう乗り越えてそこに楽しみを見出していくか、その過程にこそ意味があるのだ。ということを学びました。
UCを患う人は、高学歴な人が多いと思いますが、わたしもその一部の人で、術前は人と比較をして、ひがんだり、卑屈になったり、世の中を恨んでいた気がします。

でも術後は、今を受け入れ、人とは比較したり、卑屈になったりはしなくなりました。
ただ、パチンコとかギャンブルには已然いったりして、命を与えられた割には、しっかりと自分を律することができていないのも現実です。

やっぱり、人はもともと背負っている荷物の重さがそれぞれ違うけど、大切なことは、自分の与えられた環境の中でベストを尽くすことだと思うのでなんとかこの悶々とした自分を打破したいんです。
やっぱりギャンブルとかを辞めて、好きな人や家族を養ったり、そこでの問題点を解決する「過程」にこそ人生の意味があり、面白さがあるとおもうんですよね。


まぁ、肩の力を抜いた生き方も大事だけど、いろんな生き方を模索することは大事だと思った今日この頃でした。




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