心に刻むべき言葉
術後12日が経過すると、次第に生まれてくる気がする。私は大腸全摘出という大きな手術を受けたが、長年苦しんだ潰瘍性大腸炎という難病を克服し、これからが新たな人生の出発であるる。退院後、人の苦しみを理解することができるリーダーに生まれ変わるために心に留めておくべき言葉に出会ったので紹介していく。
<ケント・M・キース 逆説の10ヵ条>
1.人は不合理で、分からず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
1.人は不合理で、分からず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
3.成功すれば、嘘の友達と本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい。
4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
5.正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。
6.最大の考えをもった、もっとも大きな男女は、最小の心をもった、もっとも小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築き上げなさい。
9.人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちをうけるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
「8.番」は、潰瘍性大腸炎の病を患っていた人には響くかもしれない。潰瘍性大腸炎という病気は、何年も病状が安定しほぼ普通の生活が過ごしていたのに関わらず、突然、病状が劇的に悪化し、長期入院することがある。突然、職場から居なくなるので、今まで築いていた信頼が一気に崩れる。こういう事を何度か体験したことがある。悔しいが、それでも愚直に仕事を続けた。時には心が挫け、努力を諦めたりしたが、それでも心を奮い立たせなんとか努力し続けた。
今は、手術を実施し、病気の根源を無くし、これまでの不安は無くなったが、別の病気を患う可能性がある。でもこれまでのように長期で入院する可能性は少なくなり、自分自身も信頼を持って仕事ができるようになりそうだ。
まだ1回手術は残っており、術後の療養の苦しい期間(6ヶ月?)も残っているが、この期間を乗り越え、きっとこの困難を体験した人で無いと醸し出せないリーダーになってみせたいと考えた。
健常者と同じ体調を求めることは、贅沢だが、知識面を駆使する努力をすれば、努力次第できっと健常者よりもQOLはあがる可能性も高い。なぜなら、我々は大手術を実施し、一度は真剣に「死」と向き合ったはずだからだ。「死」と向き合うという本当に苦しさ、手術が無事に終わり「生きている」幸せ、家族ともう一度会えたときの幸せは、大手術を実際に終えた人で無いとわからないはずだ。
生きる喜びを知っているリーダーはそんなに多くない。
スティーブジョブズも同じことを経験し、考えたんだろうなって思ったりもした。
訳は次のサイトを参照願います。
まだ療養期間も続くので、下記本も一緒に読んで英気を養おうと思います。
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