外科手術の決断後の心のブレ

外科手術を受ける事を決断したのだが、大腸全摘出の場合、術後もいろんな障害があるため、心のブレがある。

しかしこれまでの内科的治療を行っても、緩解期に入れず社会から孤立した状態から脱却することができる可能性があるのであればと考え、今回外科手術を受ける事に決めた。

外科手術を受けるにあたり一番の懸念事項は「死」である。
入院するまでは意識しなかったが、他の病室から手術から戻って来た人の、叫び声が聞こえたりするとやはり意識する。
逆に言えば、生きていれば、これからの人生はラッキーの日々だとも言える。おそらく頻便などに苦しめられるが、生きてているが故の障壁だと考えている。年変化でおそらく頻便は改善してくれると期待はしているが、苦しいんだろうなっとも考えたりする。

次に考えるのは射精障害。結婚していない私は、相手がいないけどやはり微妙だ。子供を作る機会を失うという事。また性欲を満たされないということだ。30数歳にして男性機能を失われるのはやはり不安だよね。また結婚するとしたら男性としての機能しない私は大丈夫なのだろうか。

また術後のQOLについて書かれた文章についても調べてみた。
潰瘍性大腸炎術後患者のQOLに影響を及ぼす要因の検討

この記事は結構、本音の意見がまとめられており良い資料だと考える。
今回、取り上げた懸念事項は、ごくわずかにしか過ぎないのはわかっている。
外科手術を受けて希望をするのだとすると、病院の入院から少しでも離れた所で、生活ができるようになれば、それは幸せだと思う。

また今回、この病気を患った理由は難病で明確ではない。
もし習慣に問題があるとしたら、やはり今後も違う病気になる可能性もある。
大腸の機能を小腸が行うのだから、小腸の負担が高くなり合併症が起こる可能性もある。
自分が何を望むのか?望みすぎるのは良くないが、今この状況は、いつ腸が破れるかわからないとか医師に言われている状態であり、「死」のリスクをいつも背負っている状態である。この状態を切り抜けるためにもやはり手術を選択してよかったんだと自分で納得させています。

みなさんは大腸全摘出を踏み切ったきっかけは何でしょうか?
もしアドバイスがありましたらご連絡願います。

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