手術を受ける病院選びについて

潰瘍性大腸炎の手術を受ける際、皆さんは病院選びをしたりするでしょうか?

インターネット上では、三重、横浜、兵庫などの病院で受ける記事が多く存在します。
この情報は本当に信じて良いのか?と私は手術を受ける際に考えました。



何故か?それは、別に潰瘍性大腸炎で無くても、大腸全摘出をする手術を行うことはあり、大学病院であれば年間相当数の手術を実施しています。確かに同病で手術をしている回数が多ければ、安心感があるのは事実です。

しかし例えば私は愛知に住んでいますが、愛知から三重まで通うのか?と考えると、経済的、時間的、肉体的負担を要します。

大腸全摘出の手術を実施すると、「はい、終了、もう病院に通わなくても良いよ」とはならず、内科、外科両面で今後もケアしていく必要があります。
また術後直ぐは問題が起こる可能性も高く、やはり何かあったらすぐに外来で通えるというのは、大事だと考えます。手術後、退院し、数週間は体力が落ちており、ちょっとした距離の移動でも体を動かすのは辛いです。もし自分自身の住まいより離れた場所で、手術をしてしまうと、外来で診察をするために、術後、体調が安定しない時でも、長時間移動しなくてはならず、あまりオススメできません。

私が手術を受けて、患者視点での手術を受けるかどうかを決めるポイントしては以下だと思います。
  • 内科・外科両面から十分なケアをして頂けるか?
    待機手術を受ける際、自分自身が後悔しないように、自分自身のおかれている状況を把握する必要があります。内科医に内科治療の限界と言われても、自己防衛の為か、なかなか心の芯まで言葉を理解することは困難です。自分自身を説得するためには、内科医からの合理的かつ忍耐強く説明して頂ける先生に診て頂く事は大切です。
  • 自宅からの距離
    退院後、なんらかの問題がでることは普通です。問題が出たら直ぐに対処できるように、可能であれば家の近くで信頼できる大学病院で手術することが大切です。
  • 信頼できる病院か?
    私は以前、関東の大学病院に通っていましたが、あまり信頼することができませんでした。潰瘍性大腸炎を患っていれば、病院歴が長くなり、この先生は信頼できるか否か判断できるようになるでしょう。私は自分が信頼できる先生を選び、手術を選択しました。
この病院、先生の元で手術を受けて、良かったと思うのは、私たち患者視点では、術前・後のケアがどれだけして頂けたか?が重要だったりします。私たちは医療の素人であるため技術はわからないので、〇〇先生が凄いっていっても、じゃーどうすげぇ〜のか?と聞かれたら、多くの人は答えれないでしょう。要は、術前、術後にどれだけダイナミックに対応して頂けるか?が重要なんだなって感じました。

このため、わざわざ遠くの病院を選ぶより、自分自身の知識を蓄えて、現状を自分自身の現状を主治医に伝えることができるようになり、信頼できる主治医の共に長期間、病気と闘っていける体制を整えることが自分のためには良いのでは無いかな?と考えました。

なおこれは、私の経験であるため、違った意見があれば大歓迎です。
それが同じ挙隅に陥った人の生活が高まる訳ですから。

もしご意見・コメント等がありましたらご教授頂けたら幸いです。


にほんブログ村 病気ブログ 潰瘍性大腸炎へ

にほんブログ村






コメント

このブログの人気の投稿

職場復帰

病気になって学んだ事