ＩＡＡを体験してＩＡCＡを想像する

潰瘍性大腸炎　腑抜けのhideちゃん糞戦記というblogに、「IACAを体験してIAAを想像する」というIACA視点での手術の経験記事が存在していた。またIAAに関して質問・疑問があったので、IAA2期手術を受けた側の視点で勝手に答えさせて頂く。

私が受けた手術は、IAA2期手術であり、現在術後17日目で、入院期間は、19日間で入院6日目に手術、術後の漏れは、動いたり、寝ていたりすると粘液の漏れが少しある。

以下、上記blogに記載されている疑問に対する回答
ＩＡＡに興味はあるけど、自分が知らないことは・・・
昔は３期だった？？・・・現在は２期で？？・・・１期もある？？
現在は、2期手術が主流であるようです(参考)。また1期もあるようですが、私は経験していないため実際の所どうなのかはわかりません(参考)。

漏れは？？
現在、1期終了時点ではありますが、運動したり、寝ていたりすると漏れることがあります。このためパットを当てています。

何期目が、一番痛いの？？

２期めを受けていませんが、大腸全摘出、Jポーチを作ったりする1期目の手術が痛いと考えています。2期目はストーマをクローズすることがメインであります。

ストマってどんなの？？

腹に作られた排泄のための口です。括約筋が無いため、排便のコントロールをすることができません(参考)。ストーマの管理は慣れるまで大変ですね。私は慣れていないため大変ですが、ストーマ装置のおかげでQOLの高い生活が過ごせているためそこまでの負荷にはなっておりません。

残存腸がないので、癌化の心配がなくて、気持ちは楽なんだろうな！？

がん化のリスクは無いので、本当に気持ちは楽です。

手術が全部終わるのに、何日間かかかるの？？

1期手術が終わって、３〜６ヶ月後に2期目の手術を行います。その間は病気ではないので、ストーマの管理をきちんとでき、職場の理解などがあれば社会復帰は可能であるようです。私も近々社会復帰予定です！(参考：クリティカルパス)

術後の肛門の奥は、ＩＡＡのほうが痛いのかな？？

 IACAを体験していないためわかりませんが、現時点(術後17日目)では痛みはあります。

１０年、２０年、もっと先は、ＩＡＡとＩＡＣＡの患者の将来はどうなっているんだろうか？？？

健常者だって5年後どうなっているのかすらわからないので、2年後を想定してみると、内科的限界の状態で長期的に入退院を繰り返している状態よりも、きっと幸せだと考えます。

また私は内科的治療の限界の状態であったため、手術を選択したのですが、内科的治療の限界の患者が癌化などのリスクを回避し、一生大腸全摘出をせずに生きていける可能性は低いのでは？と現実的に考えてもそう思います。

今を大切に生きることが大事だと思います。

逆に質問です。

なぜがん化リスクのあるIACAの術式を選択したのかをご教授頂けませんか？

ではでは！

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