理屈じゃ説明できない事は起こる

今日のストーマ外来での出来事だが、担当の看護師が「やったぁ〜、当たった!」と言っていた。
看護師自身では「処置した後に、別のが良かったかも?」っと思っていたらしく、以外に「自分では上手くいかないことが上手く行く事が多いらしい」

おいおい!そんなもんかよっと心の中で呟いてしまった。。。。




そういや、内科治療中も有った事を思い出した。

私は内科治療の後半は、何故か、ステロイド抵抗性型の患者になっていた。

しかし、ステロイド注腸だけは効果があった。
内科医が試しにステロネマ注腸してみようかって言って、試してみたら、血便がなくなり、頻便が治まったことがあった。
そのときも、主治医は「当たった」って言っていた。
患者としては、「えぇ〜、意味わかんないよっと!」と思った。
だって、ステロイドの注射は効果無いのに、なぜ注腸は効くんだよ!っとね。

先生曰く、「わかんない!」だった。
この先生は正直に自分の見解を伝えてくれる人だったので、そっかぁ〜、と理解した。


他にも有った気がする。血液検査の結果だ。
私は手術前の血液検査では、CRPや炎症反応は正常だった。しかし内視鏡では、全大腸に炎症が見られた。

これも不思議でしょうがなかった。なんで炎症があるのに、血液検査では正常であるのか?と論理的に考えれば、炎症があると、血液検査も異常を示すはずだ!


こんな感じで、論理では説明できないことが多かったため、手術に踏み切るときは本当に悩んだ。
なぜかというと、逆に論理では説明できないが寛解するのではないか?と期待してね。
きっと、みんな手術を受ける前は、「自分だけは、この局面を乗り越えて、寛解できる!」と信じるよね。
だから自分で、論理的思考を放棄してしまうんだよね。

理屈じゃ説明できないことは起こるが、どこまで理屈を信じるか?


本当に難しいよなっと手術を受けた後も考えてしまう今日この頃です。


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コメント

  1. わかります!
    私もおなじようなことがあり、ギリギリで手術回避で現在にいたっています。(^-^;
    CRP異常なしと内視鏡でボロボロ。
    ふいに飲んだ薬が効く!

    難病と言われるところなんでしょうか???

    術後、色々大変だと思いますが、頑張ってくださいね(^o^)

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    1. コメントありがとうございます。

      本当、血液検査ってどこまで信じて良いのか分かんないですよね。
      毎回大腸の検査の為に内視鏡をするのも痛くて大変ですからね。
      しかも前日から絶食&下剤を服用とか普通にありますからね。。。

      この病気の怖い所は、突然今まで効果があった薬が効かなくなることです。
      なので可能であれば薬に頼らない事をオススメします。

      最近、暖かくなったり寒くなったりで気候の変化が激しいので、きみどりさんもお体には気をつけてくださいね。

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