希望を捨てず、未来を描き、行動を続ける

どうも最近、希望がもてないので、自己啓発として、「2022――これから10年、活躍できる人の条件」という本を読んでいる。

まだ最初の部分しか読んでいないが面白い。

最初の部分はpdfにまとめられているため参考に読んでみては如何だろうか。



この本において印象的だったのは、作者自身が下記の様な病に係り、治すためのプロセスに関してだ。

左リンパ脇下に一三ミリの腫瘍が見つかった。そこはちょうど爪の癌が真っ先に転移する場所。もし腫瘍が悪性なら、ステージⅢの癌となる。五年生存率は50%。逆に言えば、五年以内に死ぬ確率が50%ということだ。 

こんな状態だった人が治す為に行った事は、

私がやったことは、とにかく生きることを選択したことだ。癌と知った当初は、先が見えない恐怖に圧倒される。乗り越えなければならない困難の大きさにひるみ、死に向かうシナリオを描きはじめる。病気によって身体が病む前に、病気という観念により、精神が 病みはじめる。だけれど、私は、そうした死の誘惑を、拒否した。

その代わりに、 「生きる」と繰り返し口に出して宣言した。病気の対策を徹底的に調査・分析し、やるべき行動、治療に専念した。東洋古来の治療法から、最先端の治療法までひと通り経験した。
希望を捨てず、未来を描き、行動を続けた 。
その結果、生まれ変わった気分で、再び目の前の仕事に着手できることになった。

可能性を閉じるシナリオを選ぶか、開き続けるシナリオを選ぶか。
私たちは困難にぶちあたったとき、その恐怖に圧倒され、自分を手放し、可能性を閉じてしまいがちだ。だが、決して、あなたは、可能性を閉じるシナリオを選んではならない。自分が選択する未来が、現実となる。だから、どんな困難にぶちあたっても、あなたが未来への扉を開き続けられるように─不安がかき消され、行動をかきたてられるような─強い未来を、私は、この国に宣言しよう。

 この文章に書かれていることは本当に共感できる。思い病気になると本当に精神がやみ始め、死の誘惑が迫ってくる。そんなときに希望・未来を描くことは確かに可能なのだが、それを続けることが普通の人にはなかなか難しい。

また今回経験したが、困難にぶつかると、可能性を確かに閉じてしまう。だから病気療養中、時間が豊富にあっても、社会復帰に向けた時間として有効活用することができない。

このように考えると、どんな困難にぶち当たっても崩れない信念を持って、それを宣言できるようになればきっと、今回のようなめったにない機会においても行動を続けられるのではないか。と考えた。

結構面白い本みたいなので最後まで読んでみようと思います。



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